実行時の注意(5)
オプション -ls を付けて実行すると、ログの出力先が、オプションの後に記述した名前のファイルになる。このオプションは、並列実行時に各ホスト毎のログをファイルに分けて出すので、デバッグなどに便利かもしれない。しかし、標準出力・標準エラー出力にはなにも出力されなくなるので、不具合をリアルタイムで見張ることができなくなる。
通常、標準エラー出力に出力されるログを、teeコマンドを用いる、あるいは、リダイレクションでファイルに出力し、それを less で見る、などの方が、実行時の不具合に対処する上でのぞましいであろう。